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第15回農業WEEKに見学に行ってきました!@.幕張メッセ.2025.10/02

第15回農業WEEKに行ってきました!

農業畜産における日本最大規模の展示会となります!

農業の最新トピックを目の当たりにでき、またその技術について直接技術者の方にお聞きする事が出来る稀有な機会となります。

今回出向いた理由は二つあります。一つは商談です。

現在ドローンスクールFlightMission海浜幕張はスクール事業の他にドローンによる農薬散布プロジェクトを考えております。

実際に展示された製品とサービスを見て比較し導入を検討する。そのためには直接技術者にスペックを聞き弊社が運用できるか、また想定している事例に対応できるか、この展示会のおかげで随分プロジェクトに厚みを持たす事ができました。

ドローンの説明として多く語られていたのはやはりコストパフォーマンスの良さ整備の手間の削減です。

導入した機体の費用に対し、どれだけの面積の農地に散布できるか。他にも燃費など導入後にかかる費用もあります。それだけではなく整備の手間を省くことでパイロットの負担を減らす事がトレンドでした。

(整備のし易い機体の一例:機体の部品を全て上から差し込むタイプにし整備の手間を省いている)

物理的な運用方法を手軽さも見過ごせません。農業用ドローンは長大なものが多く重量も大きいです。置き場所や移動だけでも相当の負担がかかります。

(物理的な運用に有効な機体の一例:上部には手で持つ用のアームが付いており、羽の折り畳みも簡略化されている)

ドローンは法律で縛られる規制がまだまだ多く、その規範に収まる形だとやはりスペックの高低価格の高低に比例する、という感想です。そのため企業ごとに大きく変わる部分というのは整備の手間を削減するためにどれだけの工夫がなされているかの一点に集約していた印象でした。

もう一つ出向いた理由は調査となります。

農業の最前線を学び見識を深める。これは農地を飛ばす上では必要無い知識だとしても、自分たちが関係していく分野の理解を深める事で、固定観念に捕らわれず顧客の皆様それぞれに見合った計画運用を心に留めると共に、基底のコンプライアンス意識を高め、農家の方たちへのリスペクトを忘れないためには、とても必要な事なのです。

(NTTグループが展示していたスライド。農業の最前線を学ぶため多くの人が周りに集まっていた)

今回の展示会で大きく実感した点はやはり農業の完全オートメーション化はもう目の前まできている、という事です。

その上で注目されるべき部分はグリーントランスフォーメーション(GX)、いわゆる経済成長を進める中で付いて回る環境問題にどうアプローチしていくかの観点でした。

やはり機械を扱う身ですので、機械の運用に関わるトピックは外せません。

機体を運用する上で廃棄物の排出は常について回ります。そしてその問題は大がかりな機体であるほど大きいです。ですが経済が成長、つまり企業が成長していくためには、大掛かりな機体を導入する事は不可欠です。今回は農業を通じた問題提起でしたが、それが環境にどれだけの影響を与えるか、我々は常にそれを念頭に置いておく必要があります。

(ドローン含め機械の運用とメンテナンスに関係する機材の数々)

プロジェクトを考えてるとはいえ未だ農業についての知識は浅いです。そのような中、農業の最前線と技術の最先端が交差するこのイベントは、一見畑地外の分野である農業に我々パイロットがどう関わっていくか、ヴィジョンの具体化を促してくれました。

いつか来る未来、ドローンが農地の上を当たり前のように姿が、今から楽しみです。

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